
ビジネスパーソンがより高い成果を上げるためには、やはりチームワークが欠かせません。チームのメンバーがお互いに上手く連携しながら仕事することで、個々の生産性も向上します。しかし実際には、チームワークを苦手としているチームも少なくないでしょう。
チームワークを得意にするためには、リーダーが働きかけるだけでなく、各メンバーの心がけや経営者の取り組みも大切です。そこで本記事では、チームワークを得意にするためのポイントや、チームワーク向上に便利なツールをご紹介します。チームワークに課題を感じている方は、ぜひご覧ください。
目次
チームワークを得意にするための4ポイント
チームワークを得意にするためのポイントは主に4つです。1つずつ、順番に解説します。
ポイント1:"ムラのない"信頼関係を構築する
良好なチームワークの実現には、メンバー同士の信頼関係が必要不可欠です。しかし、信頼関係にムラがあると、チームの連携がどこかで途切れてしまいます。ありがちなのは、「AさんとBさんは信頼し合っているけど、BさんとCさんは信頼し合っていない」といったケース。
信頼関係のないメンバー同士では連携がおろそかになり、全体としてのチームワークも上手くいきません。どのメンバーとメンバーを組み合わせても上手く連携できるよう、"ムラのない"信頼関係を構築しましょう。役割分担を固定し過ぎないことも重要となります。
とはいえ業務の都合上、どうしても信頼関係に偏りは生じやすいものです。定期的にチームの連携体制を変えるなどして、まんべんなくコミュニケーションが交わせるようにすると良いでしょう。あるいは、次の記事にあるようなチームビルディングゲームを取り入れるのも効果的です。
【企業内研修にも◎】仕事場でできるチームビルディングゲーム5選
ポイント2:双方向のコミュニケーションを行う
自分は信頼関係が築けているつもりでも、相手はそう思っていない場合もあります。つまり、「AさんはBさんを信頼しているけど、BさんはAさんを信頼していない」といったケース。こうしたケースでは、コミュニケーションが一方通行になっていることが多いのです。
自分は好き勝手に発信できても、相手が意見を発信できないのでは、信頼は得られません。相手から積極的に意見を聞き出すなどして、双方向のコミュニケーションを行いましょう。立場上の差が大きいと、特にコミュニケーションが一方通行になりがちなため注意が必要です。
ポイント3:全員が「自責思考」を意識する
チームワークが上手くいかなかった時に、特定のメンバーを責めるのは良くありません。メンバー同士の信頼関係にヒビが入るばかりか、全員がミスを恐れて萎縮してしまいます。こうした事態を防ぐために、リーダーを含めたメンバー全員が「自責思考」を心がけると良いでしょう。
自責思考とは、問題が発生した時に「自分に責任がある」という前提で考える方法のことです。たとえば、誰かがミスをした際に「自分の伝え方に問題があったかな」「あの時フォローすべきだったかな」などと自分に責任を求めましょう。そうすることで誰かを責めずに済み、チームの雰囲気も良くなります。
ポイント4:チーム内の状況を見える化する
最近ではテレワークの普及によって、チームの状況が見えづらくなっています。お互いの活動状況が把握できないと、連携しづらいだけでなく不信感も生まれやすくなります。チームの風通しを良くしてチームワークを向上するためには、状況を見える化することが大切です。
外回りの仕事やテレワークにも対応できるよう、オンラインで使えるITツールを活用しましょう。クラウド型のITツールなら、社内ネットワークに依存せずスマートフォンでも使えます。ITツールについて詳しくは、次の記事を参考にしてください。
ITツールとは?社内導入の際のポイントなど、分かりやすく紹介
チームワークを得意にするなら「グループウェア」がおすすめ
ITツールの種類は多く、たくさん導入するとコストもかさんでしまいます。コストを抑えつつチームワークを得意にするなら、「グループウェア」がおすすめです。情報共有やコミュニケーションに便利な機能が多数あるため、グループウェア1つでチームワークをカバーできます。
ここでは、チームが導入すべきグループウェアのおすすめ機能を3つご紹介します。
チームの状況を見える化できる「カレンダー機能」
「カレンダー機能」は、スケジュールの管理・共有をカレンダー形式で行える機能です。メンバーごとに予定が色分けされるため見やすく、誰が何をしているか簡単に把握できます。チームの状況が見える化されることで、チームワークが向上するでしょう。
また、チームの打ち合わせがある際には「日程調整機能」を併用するのがおすすめです。メールを往復せずに日程を決められるため、本来の業務に専念できます。日々欠かせないスケジュール管理を効率化する意味でも、最初に導入を考えたい機能です。
どこでも意思疎通できる「ビジネスチャット」
「ビジネスチャット」は、オンラインチャット形式で任意の相手と意思疎通できる機能です。本文入力・送信ボタン押下の2ステップだけでメッセージを送信でき、素早く情報共有できます。スマートフォンでも利用できるため、テレワークでもスムーズな連携が可能です。
タスクの進捗がひと目で分かる「タスク管理機能」
「タスク管理機能」は、メンバーのタスクを管理・共有できる機能です。タスクの進捗率がバーで見える化され、遅れているタスクがひと目で分かります。お互いの作業状況を把握しやすくなり、メンバー同士の迅速なフォローが実現します。
グループウェアを導入して、チームワークを得意にしましょう!
今回は、チームワークを得意にするためのポイントや、チームワーク向上に便利なツールをご紹介しました。
チームワークを得意にすることはチームの生産性向上、ひいては企業の利益拡大につながります。それを実現する上で、リーダーやメンバーがチームワーク向上に取り組むだけでは不十分です。経営者がチームワークの重要性を再認識し、システムの刷新を検討する必要があります。
チームワークに長けたチームを作るなら、グループウェアを導入しましょう。チーム状況の見える化やコミュニケーションの活性化により、チームワーク向上が期待できます。良好なチームワークを実現したい経営者やリーダーの方は、ぜひグループウェアをご導入ください。
グループウェアの情報共有のことなら、私たちにご相談ください。
私たちは、チームの情報共有を素早くかんたんにするグループウェア「アイポ」を提供しています。豊富な知見を活かし、お客様のお仕事に合ったグループウェアのご利用方法をご提案します。チームの情報共有でお悩みの企業の方は、気軽にご相談ください。