リスクヘッジとは?リスクマネジメントとの違いや重要性を解説

2022/07/06

「リスクヘッジ」という言葉を耳にしたことのあるビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。元々は投資などで使われることが多い言葉でしたが、昨今ではさまざまなビジネスで使われるようになっています。これからのビジネスにおいてリスクヘッジはより重要となってくるため、正しい理解が欠かせません。

そこで本記事では、「リスクヘッジとは何か」という基礎知識から重要性、リスクヘッジ能力を高める方法まで幅広く解説します。リスクヘッジについて知らない方は、ぜひご覧ください。

リスクヘッジとは?

まずは、「リスクヘッジとは何か」という基礎知識についてお伝えします。

リスクヘッジの意味

リスクヘッジは英語だと「risk hedge」です。日本語にするとriskは「危険」、hedgeは「防止策」とそれぞれ訳せます。つまりリスクヘッジとは、将来的に懸念される危険(リスク)に対して、防止策(ヘッジ)を講じることです。

リスクヘッジは本来、金融関係で使われる言葉でした。たとえば、1社だけに多額の投資を行うと、その会社の株が暴落した際のダメージが大きくなります。こうしたリスクを避けるために、あらかじめ投資先の会社を分散させるのがリスクヘッジの例です。

最近では金融関係に関わらず、さまざまなビジネスでリスクヘッジという言葉が使われるようになっています。例文としては、「リスクヘッジする」「リスクヘッジを取る」などが挙げられます。

リスクマネジメントとの違い

リスクヘッジと混同されやすい言葉に、「リスクマネジメント」があります。それぞれの違いを把握しておきましょう。

リスクマネジメントとは、将来生じうるリスクを管理することです。具体的には、リスクの洗い出しや防止策の立案・実施、リスクが顕在化した際の対処といった一連のプロセスを含みます。

リスクマネジメントがリスクに対する管理全体を指すのに対し、リスクヘッジは防止策の立案・実施だけを指します。言い換えれば、リスクヘッジはリスクマネジメントにおけるプロセスの一部ということです。

ビジネスにおけるリスクヘッジの重要性

昨今のビジネスにおいて、リスクヘッジの重要性が高まっています。

近年では、新型コロナウイルスをはじめとする世界の変化がビジネスを脅かしています。これまで安泰だった企業が、突然の状況変化により苦境を強いられるリスクも否めません。こうした状況では、常に将来のリスクを見越して防止策を講じる、つまりリスクヘッジが不可欠となるでしょう。

企業の経営者には、リスクを見越した柔軟な経営戦略の立案・実行が求められます。また現場においても、業務の中でリスクを見越した防止策の立案・実行ができる、高いリスクヘッジ能力が求められるでしょう。

リスクヘッジ能力が高い人の特徴

これからのビジネスで重要となるリスクヘッジ能力は、個々の社員によって差があります。リスクヘッジ能力が高い人の主な特徴は、次の2つです。

特徴1:広い視野を持っている

リスクヘッジでは、将来どのようなリスクが予想されるのか正確に見越すことが求められます。このとき、偏った視点からしか見られない人では、リスクを見落としてしまうでしょう。反対に広い視野を持っている人であれば、物事を多角的に見られるためリスクを正確に検出できます。

特徴2:論理的思考能力が高い

リスクヘッジでは、予想されるリスクに対して最適な防止策を立案することが求められます。このときに欠かせないのが、筋道を立てて物事を考える能力である「論理的思考能力」です。論理的思考能力が高い人であれば、矛盾なく論理的に防止策を立案でき、リスクへの的確な対処が行えます。

リスクヘッジ能力を高める3つの方法

リスクヘッジ能力を高める方法は、主に3つです。1つずつ、順番に解説します。

方法1:本で学習する

社員個人が自身のリスクヘッジ能力を高めるうえでは、本で学習するのがおすすめです。リスクヘッジに欠かせない、論理的思考能力について学べる本は数多くあります。こうした本を読むことで、論理的思考能力のノウハウが身に付き、防止策の立案がスムーズになるでしょう。

おすすめの1冊は、入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法です。論理的思考の基本的な考え方はもちろん、実践方法まで具体的に解説されています。

方法2:幅広い業務を経験させる

現場の管理職が部下のリスクヘッジ能力を高めるうえでは、幅広い業務を経験させることが大切です。そうすることで業務の全体像を把握する能力が養われ、社員が広い視野を持てるようになります。結果として、将来のリスクを見通せるようになるでしょう。

とはいえ、若手の部下にいきなり多くの業務を任せるとパンクしてしまいます。最初は部分的に業務を任せるようにして、徐々に担当してもらう業務の範囲を広げていくと良いでしょう。

方法3:ITツールを導入する

経営者が全社的なリスクヘッジ能力の向上を図るうえでは、ITツールを導入するのが効果的です。ただしITツールの種類は多いため、用途に合わせて選ぶ必要があります。たとえば、「リスクマネジメントツール」によりリスクを可視化することで、スムーズな防止策の立案が可能です。

また「ビジネスカレンダー」を活用すれば、社員のスケジュールをクラウド上で可視化できます。経営者や管理職が社員の業務状況を把握しやすくなることで、業務におけるリスクの発見やフォローが容易となるでしょう。ITツールについて詳しくは、次の記事をご一読ください。

ITツールとは?社内導入の際のポイントなど、分かりやすく紹介

ITツールで社内のリスクヘッジを効率化しましょう!

今回は、「リスクヘッジとは何か」という基礎知識から重要性、リスクヘッジ能力を高める方法まで幅広く解説しました。

予測できない変化の多い現代のビジネスにおいて、リスクヘッジの重要性は高まっています。企業の経営者や管理職には、社員のリスクヘッジ能力を高めることが求められます。そのためには、リスクの可視化や業務連携の強化を実現するITツールの活用が欠かせません。

これからITツールを導入する場合、「グループウェア」がおすすめです。情報共有に役立つ機能を数多く持つITツールで、リスクヘッジだけでなく幅広い業務効率化につながります。ITツールでリスクヘッジ能力の向上や業務効率化を実現したい方は、ぜひグループウェアの導入をご検討ください。

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