建設業界におけるQCDSEとは?基礎知識やおすすめITツールを紹介

2022/09/09

建設業界では、「QCDSE」という言葉がよく使われます。QCDSEは施工管理で特に重要とされるもので、建設業界の企業に勤める方なら一度は耳にしたことがあるでしょう。しかしQCDSEの正しい意味や、混同されやすい「QCD」との違いを把握していない方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、建設業界における「QCDSEとは何か」という基礎知識から、QCDSEの実現におすすめのITツールまでご紹介します。QCDSEの意味をご存じない方はもちろん、自社のQCDSEに課題を感じている方も、ぜひご覧ください。

建設業界におけるQCDSEとは

まずは、建設業界におけるQCDSEとは何かについて順番に解説します。

QCDSEの意味・QCDとの違い

建設業界におけるQCDSE(読み方:キューシーディーエスイー)とは、施工管理で重要とされる下記5要素の頭文字を取ったものです。

  • Quality(品質)
  • Cost(原価)
  • Delivery(工期・納期)
  • Safety(安全)
  • Environment(環境)

製造業界を中心とした様々なビジネスシーンでは、上3要素の頭文字を取った「QCD」という言葉がよく使われます。つまり、「高品質なモノを、原価を抑えて、納期を遵守して作ることが重要」という意味です。

建設業界では、モノが「建物」となります。ただし、建物を作るうえでは案件ごとに環境が変わる上に、危険をともなう場面も少なくありません。そのため建設業界の場合は、QCDに「安全」と「環境」の2要素(SE)をプラスして「QCDSE」が使われるようになりました。

つまりQCDSEは、「高品質な建物を、原価を抑えて、工期を遵守して、従業員の安全・環境に配慮して提供することが重要」という意味です。

QCDSEの優先順位

QCDSEに厳密な優先順位はありませんが、特に重要とされることが多いのは「品質」でしょう。原価を抑えて工期を遵守できたとしても、品質が低ければ意味がありません。

特に、建設業界がエンドユーザーに提供する「建物」は、何年も継続して使われていくものです。低品質な建物ではエンドユーザーのQOL(人生の質)を低下させるどころか、「安全」さえも奪ってしまうことも。そのため、他要素の優先すべき順番は状況により変わっても、品質は常に重視すべき要素といえるでしょう。

もちろん、高品質な建物を作るうえでは従業員の安全や環境も軽視できない要素です。また、企業の利益拡大には原価も重要ですし、顧客からの信頼を得るためには工期も重要となります。QCDSEの優先順位を気にするよりも、これら全てが重要であると考えましょう。

QCDSEの実現におすすめのITツール3選

品質・原価・工期・安全・環境というQCDSEの5要素を実現するうえでは、ITツールの活用がカギとなります。ここでは、QCDSEの実現におすすめのITツールを3つご紹介します。

その1:ビジネスカレンダー

品質を担保するために、施工管理技士が現場で施工状況をチェックする必要があります。現場・オフィス間の移動が発生しやすいため、正確なスケジュール管理ができないと業務効率低下につながります。そこで、スケジュールの管理・共有をWeb上で行える「ビジネスカレンダー」がおすすめです。

ビジネスカレンダーを使えば、カレンダー形式で自分や従業員のスケジュールを把握できます。スケジュールはクラウド上で管理されるため、現場にいない時でも施工状況が分かります。ドラッグアンドドロップで予定を追加できるなど、日々のスケジュール管理を効率化する意味でも導入したいITツールです。

その2:プロジェクト管理ツール

原価を低減し、工期を遵守するためには、設計や施工を含めたプロジェクト全体の管理が欠かせません。プロジェクトにおける全工程の進捗を正確に管理することで、工期に間に合わなくなるリスクを減らせます。また、各工程に着手する要員の工数も管理することで、原価を大きく左右する人件費を最適化できます。

おすすめのITツールは、「プロジェクト管理ツール」です。ガントチャート形式で各工程の進捗状況を正確に管理でき、遅れている工程がひと目で分かります。プロジェクト計画の立案も、Excelなどを使うよりも効率的に行えます。また予定・実績の工数も管理できるため、原価を圧迫している工程が容易に把握できます。

その3:ビジネスチャット

従業員の安全・環境を確保するうえでは、施工管理技士が現場で管理・指導することになるでしょう。しかし、すぐに施工管理技士が現場に行けないようなケースも考えられます。場所を問わず現場と情報共有したい際には、「ビジネスチャット」が役に立ちます。

ビジネスチャットは、離れた相手とチャット形式で情報共有できるITツールです。本文入力・送信ボタン押下の2ステップだけでメッセージを送信でき、メールのような手間がかかりません。連絡手段として幅広く使えるため、突然の状況変化にも素早く対応できるでしょう。

ITツールでQCDSEを効率的に実現しましょう!

今回は建設業界における「QCDSEとは何か」という基礎知識から、QCDSEの実現におすすめのITツールまでご紹介しました。

QCDSEとは、Quality(品質)・Cost(原価)・Delivery(工期・納期)・Safety(安全)・Environment(環境)の頭文字を取ったものです。施工管理で特に重要とされる5要素で、一般的に使われる「QCD」に安全と環境がプラスされている違いがあります。

QCDSEを効率的に実現するうえでは、オンラインで使えるITツールの活用がカギとなります。現場・オフィス間の移動が発生しやすい施工管理技士にとって、場所を問わず情報共有できるメリットは大きいでしょう。とはいえ様々なITツールを導入すれば、当然ながらコストが増大してしまいます。

コストを抑えてITツールを導入するなら、「アイポ」がおすすめです。情報共有・コミュニケーションに役立つ機能を多数持つグループウェアで、1,800社以上の企業が利用しています。

アイポは今回ご紹介したITツールの機能を兼ね備えており、QCDSEの実現に役立ちます。シンプルなインターフェースで使いやすく、初めてITツールを導入する企業でも心配ありません。QCDSEを実現したい建設業界の方は、ぜひアイポの導入をご検討ください。

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