組織マネジメントを運用するために必要な知識や能力とは?

2022/01/06

組織マネジメントは会社を上手く回すための対策です。組織マネジメントが上手く機能している企業は、事業の運用も上手くいく可能性が高いです。本記事では、その理由についてお伝えしていきます。

組織マネジメントとは

組織マネジメントとは、会社などの組織を運営するための管理方法のことです。組織マネジメントに関わるのは、管理職や経営陣といったある程度上の役職の方々です。人材や資源、情報、資本といった経営資源を組織に有効に活用するためにおこなうものでもあります。

組織マネジメントの目的

組織マネジメントの目的は、経営資源を最大活用し組織を成功へ導くことにあります。その経営資源のなかで特に重視すべきなのが人材です。人材なくして会社の利益は生まれません。また、人材のマネジメントはすなわち人を管理するということであり、感情に左右される側面があります、その点、資本など他の経営資源より管理が難しいとも言えます。

組織マネジメントの種類

組織マネジメントには、大きく分けて3つの種類があります。

トップダウン型

日本社会においては、このトップダウン型が最も一般的な組織マネジメントとして用いられます。意思決定が経営トップをはじめとして役員、管理職、そして一般の社員と渡っていく手法です。経営判断は迅速ですが、現場の声が反映されにくいなどの欠点もあります。

ボトムアップ型

現場で働いている社員や管理職からの意見を経営トップが吸い上げていく手法です。つまり、現場の声が組織マネジメントに反映されやすいといえます。しかし、その分トップの判断は遅くなります。

ミドルアップダウン型

ミドルアップダウン型とは、トップダウン型とボトムアップ型の両方を取り入れた手法です。これは現場と経営陣をつなぐ管理職レベルの意見が主体的となる場合が多いです。

組織マネジメントが解決する課題

組織マネジメントによって解決できる課題とは、どのようなものがあるでしょうか?

管理職の負担軽減

組織マネジメントがしっかり出来ていれば、部下が自発的に動いてくれるようになります。そのことで、日々多忙な中でも人材育成やサポート、マネジメントを最小限に抑えることができるのです。

組織全体の生産性向上

組織マネジメントを効果的に機能させれば、組織全体の生産性向上につながります。組織マネジメントの主題となる人材や資本、情報を効率的に扱うことで、業務が滞りなく進むからです。

人材流出の防止

フリーランスやリモートワークなど、働き方が多様化しています。そのなかで、社内エンゲージメントを高め、離職率を抑えることは会社の課題でもあります。組織マネジメント、とりわけ人材のマネジメントをしっかりとおこなうことで、社員との信頼関係を築ければ、結果として人材流出の防止につながります。

組織の7Sとは?

組織マネジメントに取り組むにあたり、「組織の7S」と呼ばれる重要な考え方があります。以下で詳しく見ていきましょう。

組織

7Sのはじめは「組織」です。社会で人々が働く際は、何らかの組織に属することになります。組織にはいくつかの構造があり、仕事の目的ごとにわかれた「機能別組織」、各部署や事業ごとにわかれた「事業部組織」、プロジェクトのチームごとにわかれた「プロジェクト組織
」と、大きく3つにわけることができます。

戦略

2つ目は「戦略」です。企業の目標を達成するためのプロセスのようなものです。戦略には、企業の方針を決める「企業戦略」、実際に商品やサービスを売るための「事業戦略」、そして事業運営のために必要な機能を設ける「機能戦略」などに分けられます。

システム

7Sの3番目は「システム」です。組織マネジメントにおけるシステムとは、簡単に言えば社内ルールのようなものです。組織においては、個の力だけで打開できる展開ばかりではありません。社員全員が一定のパフォーマンスを発揮できるように、社内マニュアルなどを設けることが必要になります。

価値観

7Sの4番目は「価値観」です。企業における価値観とは、事業を展開していく際の理念のようなものです。企業を起こした理由を明確にし、組織で共有していく必要があります。

スタイル

7Sの5番目は「スタイル」です。前述のシステムや価値観とも似ていますが、それらを実践した結果、企業の色として定着したものを言います。「毎日必ず朝礼がある」「残業はしない」といったように、企業のシステムや価値観を実践した結果、習慣化したものと捉えてよいでしょう。

スキル

7Sの6番目は「スキル」です。組織マネジメントにおけるスキルとは、他社との競争優位性を指します。他社と比べた時に、秀でている部分があれば、それが自社の強みとしてマーケティングしてくことが可能です。

人材

7Sの最後に来るのは「人材」です。最後に来るといっても、この人材こそが組織マネジメントにおけるもっとも重要なパートでもあります。人材1人1人の能力を最大限に引き出すことができれば、企業にとっても最高の結果を導くことに繋がります。

組織マネジメントに必要な能力

組織マネジメントの際に必要な能力とは、どのようなものでしょうか?

目標設定能力

企業として達成できる目標を設定する際は、その目標が簡単すぎるのも、難しすぎるのも良くありません。程よい緊張感を持たせ、なおかつ達成可能な目標設定をおこなえる能力が必要です。

コミュニケーション能力

ミドルアップダウン型の組織マネジメントの場合、管理職のコミュニケーション能力が求められます。まずは、現場のメンバーの意見を適切に把握し、遠慮なく話し合える環境を作ることで、組織マネジメントに必要な信頼関係を構築することにつながります。

一方で、その現場の声を経営陣に的確に伝えるコミュニケーション能力も必要とされます。売り上げや利益を求める経営層に対し、有益な現場の声を伝えられるかどうかがカギとなります。

計画・計画推進能力

企業の目標達成のための計画を作る能力、また計画を実行する能力が求められます。

人材マネジメント能力

人材を適材適所に配置する能力や、人材育成の能力を求められるでしょう。人材マネジメントのコツとしては、まずは自分がお手本を見せることや、社内のモチベーションが低い時でも柔軟に対応していけるようにすることです。

評価能力

社内のモチベーションは業績に直結します。成果に対し適切な評価を下すことで、社員1人1人のモチベーションは上がっていきます。一定の評価をあげている社員にはインセンティブを与えるなどして対応していきましょう。

リスク回避能力

業務トラブルなどのリスクを回避する能力が求められます。事前にトラブル対応の業務マニュアルを作成して共有しておくなど、変化の多いビジネス業界でのリスク回避は、常に意識するようにしましょう。

組織マネジメントを効率よく運用しよう

組織マネジメントをおこなうことで、企業のモチベーションを上げたり、トラブルを事前に回避することにつながります。

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