
チーム成功のカギを握る管理職には、コーチングスキルなどの様々な能力が求められます。その中でも重要な能力の1つが、ヒト・モノ・カネといった経営資源を効率的に活用する「マネジメント能力」です。マネジメント能力の高い管理職は、チームの発展に大きく貢献するでしょう。
しかし、マネジメント能力はイメージしづらい要素でもあります。マネジメント能力の重要性は認識していても、どうすれば高められるかご存じない方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、マネジメント能力を高める方法を3つご紹介します。
マネジメント能力を向上させたい管理職の方はもちろん、これから管理職を目指す方もぜひご覧ください。マネジメント能力が高い人の特徴について知りたい方には、次の記事がおすすめです。
目次
マネジメント能力を高める方法3選
マネジメント能力を高める方法を3つピックアップしてご紹介します。
方法1:ロジカルシンキング(論理的思考)を身に付ける
チーム活動には、トラブルが付き物です。想定外の状況となった際には、管理職が正しく問題を認識して、部下と連携しながら解決に導くことが求められます。このような問題解決をスムーズにするためには、「ロジカルシンキング(論理的思考)」を身に付けることが効果的です。
ロジカルシンキングとは、物事を順序立てて論理的に考える思考法のこと。ロジカルシンキングによって、問題の調査や解決策の検討が正確かつスピーディーに行えるようになります。ロジカルシンキングについて学べる本を活用して、積極的に実践していくと良いでしょう。おすすめの一冊は「入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法」です。
方法2:クリティカルシンキング(批判的思考)を身に付ける
管理職には、チームの成否を左右する重要な判断が委ねられることも多くあります。こうした判断を正しく行う上で大切なのは、固定観念を捨てて様々な角度から物事を分析することです。多角的な分析を行うために、「クリティカルシンキング(批判的思考)」を身に付けると良いでしょう。
クリティカルシンキングとは、「本当に正しいのか」などと物事を批判的に考える思考法です。クリティカルシンキングによって、第三者的な目線も含めて物事を正確に判断・分析できるようになります。こちらもクリティカルシンキングの本を読んで、実践することをおすすめします。
おすすめの一冊は「クリティカルシンキング 入門篇: あなたの思考をガイドする40の原則」です。
方法3:「経営者の視点」を持つ
現場に近い管理職なら、経営資源の中でも特に「ヒト」、つまり直属の部下に対してのマネジメント能力が重視されます。しかし、より質の高いマネジメントには「モノ」や「カネ」の管理も欠かせません。こうした要素を取り入れるためには、「経営者の視点」を持つことが大切です。
経営者の視点を持つことは、所属チームにとどまらず組織全体のマネジメントを行うことにもつながります。そのためには、経営者が実際にどんな視点でマネジメントしているかを把握しましょう。こちらも本での学習が効果的。おすすめの一冊は「経営者の視点 2021年注目の社長36人」です。
マネジメント能力を発揮しやすい環境づくりも重要
マネジメント能力を高めることに成功しても、チーム環境が悪ければ十分に発揮できません。特に最近ではテレワークの拡大などで、直接コミュニケーションが取れない場面も増えているでしょう。こうした状況の中でも充実したマネジメントを行うためには、IT化による環境づくりが大切です。
チームのIT化を手軽に実現するなら、「グループウェア」の活用をおすすめします。グループウェアは、チームの情報共有やコミュニケーションに役立つ多くの機能を持つITツールです。部下との連携を図りやすくなることで、管理職がマネジメント能力を発揮しやすくなります。
次の記事ではグループウェアの基礎知識からおすすめ製品まで紹介しているので、ぜひご一読ください。
グループウェアとは?人気ツールや基礎知識・できることを紹介!
マネジメント能力を活かせるグループウェアの機能
ここでは、マネジメント能力を活かせる環境づくりに役立つ、グループウェアの機能を2つご紹介します。
その1:カレンダー機能
「カレンダー機能」は、個々のスケジュール管理に加えて、チーム内での共有も行える機能です。その名の通り表示がカレンダー形式となり、社員ごとに予定が色分けされるなど、見やすい工夫が充実しています。部下の状況をひと目で把握できるため、素早いフォローが可能となるでしょう。
また、部下とのフィードバック面談などの際には、日程調整機能も併用できます。日程調整がメールを往復せずに素早く行え、予定が重複する心配もありません。チームを効率的にマネジメントする上で、特に導入すべき機能といえます。
その2:プロジェクト管理機能
「プロジェクト管理機能」は、チーム内のタスク進捗を管理・共有できる機能です。ガントチャート形式でタスクの状況がひと目で分かるため、遅れている部下に適切なフォローが行えます。また、工数管理機能も搭載されているため、より幅広い視点でマネジメントが可能となるでしょう。
グループウェアで、チームのマネジメントを効率化しましょう!
今回は、マネジメント能力を高める方法を3つご紹介しました。
管理職がマネジメント能力を高めることは、チームの発展につながります。ただし、マネジメント能力を発揮するための環境づくりも疎かにしてはいけません。グループウェアにより情報共有やコミュニケーションを効率化して、マネジメントしやすいチーム体制を構築しましょう。
IT化が進む現代の日本社会において、アナログ体質のチームでは発展できません。質の高いマネジメントを実現してチームを発展させたい方は、ぜひグループウェアをご導入ください。
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