ナレッジとノウハウの違いとは?共有するためのポイントも紹介

2022/08/08

ビジネスでは、「ナレッジ共有」や「ノウハウ共有」といった言葉が使われることは多いでしょう。同じような使われ方をする「ナレッジ」と「ノウハウ」ですが、厳密には意味合いが異なります。しかし両者の違いについて、具体的に説明できるという方は少ないのではないでしょうか。

また、ナレッジやノウハウは社内で共有することが大切です。そこで本記事では、ビジネスで使われるナレッジとノウハウの違いや、共有するためのポイントをご紹介します。ナレッジやノウハウについて理解を深めたい方は、ぜひご一読ください。

ナレッジとノウハウの違い

まずナレッジとノウハウの意味をそれぞれ把握したうえで、両者の違いを押さえましょう。

ナレッジとは

ナレッジは英語の「knowledge」に由来する言葉であり、往々にして「知識」や「情報」と訳されます。つまりビジネスにおけるナレッジとは、「そのビジネスにおいて有益な知識や情報」の総称です。

本に書かれている知識やクライアントから聞いた情報など、ビジネスにおいて有益であれば全てナレッジといえます。たとえば建設業の場合、「図面作成に関する基礎知識」や「進行中の工事情報」のようなナレッジが挙げられます。

ノウハウとは

ノウハウは英語の「know-how」に由来する言葉であり、多くの場合「実践的な知識や情報」を指して使われます。つまりビジネスにおけるノウハウとは、「ビジネスの実践的な経験から得られた知識や情報」の総称です。

試行錯誤の末に編み出した手法や失敗から学んだコツなど、ノウハウは実際の経験を通して得られます。たとえば建設業の場合、「図面を短時間で作成するための手順」や「現場社員とスムーズにやり取りするコツ」のようなノウハウが挙げられます。

両者の違い

分かりやすく違いを表現すれば、ナレッジは「知識」、ノウハウは「知恵」となります。

ビジネスにおけるナレッジは、それを知ることで社員に何らかの価値をもたらす「知識」です。本から得た表面的な知識でも、ビジネスで何かの役に立つなら全てナレッジといえます。

一方でビジネスにおけるノウハウは、単なる表面的な情報ではありません。「知識」をもとに経験を積み重ね、結果として得られる「知恵」がノウハウとなるのです。つまり、ナレッジに経験をプラスして発展させたものがノウハウとなります。

ただし、ノウハウも「ビジネスにおいて有益な情報」であることは間違いありません。よって、ノウハウはナレッジの一種といえるでしょう。以降の解説では、ノウハウも含めて「ナレッジ」として総称します。

ナレッジを共有するためのポイント

企業における個々の社員は、それぞれのナレッジを持っているでしょう。しかし、それらを個人の中だけに留めておくのは、もったいないことです。ナレッジは全社的に共有することで、企業に大きなメリットをもたらします。ここでは、ナレッジを共有するためのポイント2つについて、順番に解説します。

ナレッジ共有について詳しく知りたい方は、次の記事をお読みください。

ナレッジ共有とは?チーム内の連携を活性化し、業務効率化を図ろう

ポイント1:「暗黙知」を「形式知」に変える

ナレッジには、大きく分けて「暗黙知」と「形式知」の2種類があります。暗黙知とは、他人に説明したり、文章として残したりするのが難しいナレッジのことです。反対に形式知は、言語化が容易にできるナレッジを指します。ナレッジを共有するためには、暗黙知から形式知への変換が欠かせません。

特に、個人が経験から得たコツや勘といったノウハウは、マニュアルで言語化することが困難です。こうした暗黙知を形式知に変えるうえでは、「SECI(セキ)モデル」と呼ばれるフレームワークが役に立ちます。SECIモデルについて詳しくは、次の記事を参考にしてください。

ナレッジマネジメントで業務効率化を図ろう!事例や注意点も解説

ポイント2:ITツールを活用する

ナレッジを共有するためには、共有しやすい形に蓄積していく必要があります。しかし、紙のマニュアルにナレッジを蓄積するのでは、印刷や製本に多くの手間やコストがかかります。また、紙のマニュアルからナレッジを得るためには、棚から取り出す必要があり非常に不便です。

効率的にナレッジ共有するためには、オンラインで使えるITツールの活用が欠かせません。ITツールによって、ナレッジの蓄積や活用を飛躍的に効率化できます。アナログ式のナレッジ共有に課題を感じている企業の方は、次章でご紹介するITツールを活用すると良いでしょう。

ナレッジを共有するなら「社内Wiki」がおすすめ

社内でナレッジを共有するなら、「社内Wiki」がおすすめです。社内Wikiを使うとWeb上でナレッジを蓄積・共有できるため、業種を問わず導入が拡大しています。ここでは、ナレッジ共有に社内Wikiを活用する3つのメリットについて解説します。

メリット1:ナレッジを分かりやすく整理できる

社内Wikiには表や画像を挿入したり、フォント調整したりする機能が備わっています。そのため、特別な文書作成ソフトを使わずともナレッジを分かりやすく整理できるのがメリットです。細かい表現ができるため、暗黙知を形式知に変えるうえで役に立つでしょう。

メリット2:場所を問わずナレッジを閲覧できる

多くの社内Wikiは、クラウド上でナレッジを管理できます。そのためWebブラウザさえあれば、パソコンだけでなくスマートフォンでもナレッジの閲覧が可能です。パソコンが使えない現場作業や出張などでも、個人のスマートフォンで利用できるため、ナレッジ共有が加速するでしょう。

メリット3:コストを抑えて導入しやすい

多くの社内Wikiは、月額や年額の料金を支払うサブスクリプションの契約だけで、素早く導入が可能です。また、サーバー設置などの初期費用がかからず、コストも抑えやすいでしょう。たとえば、グループウェア「アイポ」の社内Wikiなら、1ユーザーあたり月額たったの100円~で利用できます。

社内Wikiでナレッジ共有を効率化しましょう!

今回は、ビジネスで使われるナレッジとノウハウの違いや、共有するためのポイントをご紹介しました。

多くの日本企業は、人材育成に大きな課題を抱えています。ナレッジ共有を効率化することで、ベテラン社員のナレッジを若手社員に共有しやすくなり、人材育成が容易となるでしょう。それを実現するうえでは、Web上でナレッジを蓄積・共有できる社内Wikiの活用がおすすめです。

ナレッジ共有を効率化したい企業の方は、ぜひ社内Wikiの導入をご検討ください。

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