DXリテラシーとは?基礎知識や上げるにはどうすべきか解説

2022/04/12

日本企業においてDXの取り組みが拡大する中、「DXリテラシー」という言葉も使われるようになりました。DXリテラシーは、企業がDXを推進する上で重要となる能力です。しかし、この言葉を聞いたことはあっても、詳しくは把握していない方が多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、「DXリテラシーとは何か」という基礎知識や、上げるにはどうすべきかについて解説します。社内のDXが進まない課題を解決したい企業の方は、ぜひご一読ください。

DXリテラシーとは

DXリテラシーは、「DX」と「リテラシー」を組み合わせた言葉です。あえて概説するなら「DXに関するリテラシー」となりますが、これではよく分かりませんよね。まずは、DXやリテラシーという言葉から、順番に解説します。

DXとは

DXとは、デジタル技術を活用することでビジネスに変革を起こす取り組みのことです。2004年にエリック・ストルターマン教授が提唱した概念で、今では日本にも浸透しています。単にデジタル技術を使うだけではなく、ビジネスのあり方やビジネスモデルを抜本的に変えるのがポイントです。

DXは「Digital transformation(読み方:デジタルトランスフォーメーション)」を略した言葉となっています。海外では「trans」を「X」と略すことが多いため、DTではなくDXと呼ばれます。

リテラシーとは

リテラシーは英語だと「literacy」となり、「読み書き能力」を意味します。ビジネスにおいては、「物事について正しく理解し、活用できる能力」という意味で使われます。

DX + リテラシー = DXリテラシー

これまでの内容を踏まえて、あらためてDXリテラシーについて解説します。DXリテラシーとは「DXに関する正しい知識を持ち、活用できる能力」のことです。

企業がDXを推進する上で、DXの正しい知識や活用スキルを持つ社員の存在が欠かせません。言い換えれば、DXリテラシーの高い社員がいないと、企業のDXは失敗に終わってしまうのです。DXを成功させるためには、社員のDXリテラシーを上げることが重要となります。

ITリテラシーとの違い

DXリテラシーと似ている言葉に「ITリテラシー」があります。ITは「Information Technology(情報技術)」の略であり、デジタル技術とほぼ同義です。よってITリテラシーは、「デジタル技術に関する正しい知識を持ち、活用できる能力」を意味します。

DXリテラシーとITリテラシーは、デジタル技術の知識や活用スキルを含むという点では共通しています。両者の違いは、ビジネスの変革を含むか含まないか、という点です。

ITリテラシーには、デジタル技術の活用により「ビジネスを変革する」というニュアンスは含まれません。一方でDXリテラシーは、デジタル技術の活用によって生じるビジネスの変革に関する知識やスキルも含んだ概念です。ITリテラシーも気になる方は、次の記事をお読みください。

業務効率に直結する社内のITリテラシー!低い原因や対策とは

DXリテラシー標準とは

日本政府も、ビジネスにおけるDXリテラシーの重要性を認識しています。

経済産業省は、ビジネスパーソンのDXリテラシー向上を目的とした「DXリテラシー標準」を策定し、2022年3月に発表しました。DXリテラシー標準とは、DXにおいて活用すべき技術や学ぶべき内容、注意点などを体系的にまとめたものです。DXリテラシー標準を活用することで、企業が社員のDXリテラシー向上に取り組みやすくなるでしょう。

社員のDXリテラシーを上げるには?アイデアを3つ紹介

前述の通り、社員のDXリテラシーを上げることがDX成功の鍵となります。では、DXリテラシーを上げるには、どうすれば良いのでしょうか。ここでは、社員のDXリテラシー向上につながるアイデアを3つご紹介します。

アイデア1:外部のDXリテラシー講座を受けてもらう

DXが全国的に拡大したこともあって、今では人材育成に携わる会社の多くがDXリテラシー講座を提供しています。こうした講座ではDXのエキスパートが教えてくれるため、社員の確実なDXリテラシー向上が期待できます。

多少コストはかかるものの、DXの指導者を自社で用意せずに済むのは大きなメリットです。ただし受講形式や期間、料金は様々のため、自社のニーズに合った会社・講座を選びましょう。受講形式ひとつとっても、指定会場で受ける対面形式、eラーニングのようなオンライン形式、自社に講師を派遣する形式などがあります。

アイデア2:DX検定を奨励する

社員のDXに対する学習意欲を向上させるために、「DX検定」を社内で奨励するのもおすすめです。DX検定は日本イノベーション融合学会が主催する検定で、DXはもちろんITのトレンド技術に関する豊富な知識を証明できます。

DX検定はオンライン形式のため、日々の業務が多忙な社員でも自宅で受験が可能です。合格者に資格手当や合格報奨金を設ければ、多くの社員が積極的にチャレンジするでしょう。DX検定の取得に向けた学習を通して社員のDXへの理解が深まり、DXリテラシー向上につながります。

アイデア3:DXリテラシー研修を社内で実施する

外部のDXリテラシー講座を利用する際には、多くの場合コストが発生します。コストを抑えるなら、社内でDXリテラシー研修を実施するのも1つの手です。社外の会場を確保する手間も省けますし、カリキュラムに自社の方針を反映できるメリットもあります。

ただし当然ながら、社員に指導できるレベルのDXリテラシーを持つ人材が欠かせません。そのような人材がいない場合は、外部から雇い入れるか、社内で育成することになります。結果的にコストが高くつく場合もあるため、使える予算や外部の講座なども考慮して手段を選びましょう。

社員のDXリテラシーを上げて、ビジネスに変革を!

今回は「DXリテラシーとは何か」という基礎知識や、上げるためのアイデアをお伝えしました。

DXリテラシーは、DXについて理解し活用するための能力のことです。DXを推進するためには、個々の企業が社員のDXリテラシー向上に取り組んでいく必要があります。今回ご紹介した、社員のDXリテラシーを上げるアイデアを、ぜひ取り入れてみてください。

ただし、社内でDXリテラシー研修を実施する場合は、研修の進捗管理やカリキュラム・教材作成、関係者間の情報共有など多くの作業が発生します。こうした作業を効率化するなら、情報共有やコミュニケーションに役立つ機能がそろった「グループウェア」がおすすめです。

グループウェア「アイポ」なら、リーズナブルな月額料金だけで素早く導入できます。進捗管理に役立つ「プロジェクト管理」、教材の作成に役立つ「社内Wiki」など豊富な機能があります。社内のDXリテラシーを向上させたい企業は、ぜひアイポをご利用ください。

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