DX化とは?メリットとデメリットについて解説

2022/01/31

近年デジタル化が話題になるとともに、DX化なるものも注目を浴びています。デジタル化もDX化も原理や方向性は一緒ですが、厳密には違いがあるようです。また、メリットが多そうなDX化ですが、デメリットが無いわけでもありません。本記事では、DX化の概要やメリット、デメリット、導入事例などについてご紹介していきます。

ビジネスにおけるDX化とは?

まずDXとはDigital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)のことをいいます。経済産業省が積極的に取り組んでいる事でも有名です。デジタル化の風潮を受けて、ビジネスのありとあらゆるものをデジタル技術に置き換えて、企業競争上の優位性を確保するためのものです。

デジタル化との違いは?

デジタル庁発足などもあり、デジタル化については知名度があがってきています。デジタル化とは例えば、紙の書類を電子化してペーパーレス化をしたり、デジタル技術を使って業務を効率化させることを言います。

一方のDX化は、企業全体でありとあらゆるものをデジタル化することが目的です。つまり、デジタル化はDX化をするための手段であると言えます。

DX化の必要性

DX化やデジタル化が叫ばれるのには、理由があるようです。

2025年問題

DX化の必要性としては「2025年問題」があげられます。2025年問題では、団塊の世代が75歳以上の高齢に差し掛かる年代で、人手不足など様々な問題が懸念されています。

このまま何も対策を練らなければ、同年に国として最大10兆円以上の経済損失が出ると言われています。しかしDX化に成功すれば、2030年にGDPを130兆億円ほど押し上げることも可能だと言われています。国に限らず、企業単位で見てもDX化が非常に重要であることがわかります。

DX化によるメリット

DX化によるメリットはどのようなものがあるのでしょうか?いくつかご紹介していきます。

生産性向上

DX化をおこなうことで享受できる最大のメリットは生産性の向上です。例えば、勤怠打刻の集計作業をITツールで自動化すれば、人によって集計する必要が無くなります。そうすれば集計作業に割いていた時間は他の業務に充てることができ、結果として可能な業務量が増えるのです。

働き方改革

DX化によって働き方改革ができるのもメリットです。業務をデジタル化して効率化すれば、時間に余裕が出来ます。残業をしていた場合は、その必要が無くなり、日本政府の働き方改革に沿った勤務環境を作り出すことが出来ます。

企業競争力向上

DX化をおこなえば、社員の能力にITが加わるため、生産性が向上し結果として企業競争力の向上にも繋がります。今までは社員がやっていたファイル管理やスケジュール管理も、ITツールなどのデジタル技術によって全て自動化できるのです。

環境の変化に適応

南海トラフ地震など大きな自然災害が懸念されていることも、DX化促進のきっかけとなっています。紙の書類や古い電子システムだと、震災時に破損してしまう恐れがあります。ITツール上に書類を保管しておけば、いつでもアカウントからアクセスが可能で、震災時に破損の可能性もありません。

DX化によって期待できる効果

DX化によって実感できる効果としては以下が挙げられます。

ペーパーレス化

DX化の入門ともいえるのがこのペーパーレス化です。現在では、文書をPDFで保存したりとペーパーレス化が一部常識化している側面もあります。そのため、導入も比較的簡単だと言えるでしょう。

ペーパーレス化をするためには、とにかく紙の書類を減らしていくことが重要です。一般的な書類から請求書や契約書に至るまで、基本的にはほぼ全ての書類がペーパーレス化できます。ペーパーレス化のメリットとしては、必要な書類を検索するのが簡単、破損の恐れが少ない、印刷代がかからないなどが挙げられます。

データ一元化

部門ごとのデータ情報を一元化することで、業務の可視化につながります。どこの部署の情報でも、一つのシステム上で確認できるようになるのです。部署間を行き来する必要も無くなります。

顧客の負担も軽減

日程調整のデジタル化をすることで、顧客側の負担を減らすことにも繋がります。アイポの日程調整機能では、カレンダー機能と連携させることで自分と顧客の都合を自動で把握し、都合の良い日にちをいくつか選定します。

DX化のデメリットはある?

DX化に際し、障壁はあるのでしょうか?

コストがかかる

DX化をする際は、ある程度の導入コストがかかってしまいます。特に、一から自社でシステムを構築する場合は、初期投資費用も高くなります。

既存システムからの脱却が難しい

既存システムが古い場合は、DX化に移行するための情報を得るのに時間がかかってしまうかもしれません。一つずつ情報を整理して、必要なものから順番にデジタル化を進めていくとよいでしょう。

DX化のための人材が不足

2025年からさらに深刻化すると言われる人手不足ですが、DX化をおこなうための技術者が不足している可能性があります。特に医療機関など専門性の高いDX化を行いたい場合、高額のエンジニアを雇う必要が出てくるかもしれません。

導入事例

DX導入の成功事例です。(実際の事例に基づいています)

A社

A社は採用後の人材配置をDX化しました。これまでは、得意分野や経験などを聞いたうえで、採用人事が配属を決めていましたが、アナリティクスを導入することで自動化しました。このことで、より公平で客観的に人材配置をおこなえるようになったとのことです。

Bレストラン

顧客向けの会員カードを、従来のカードからスマホアプリに変えたことでDX化に成功した飲食店のケースもあります。
これは、まずカード作成の原材料費がいらなくなったことでコスト削減を実現しています。また、店舗ごとに会員データを管理していたのを、一元管理に変えたことで業務効率化に繋がっています。顧客情報を一元化したことで、顧客の入店率や来店時間帯がより良く可視化され、再来店をスマホ通知で促すタイミングも最適化することができたといいます。

C病院

ある病院はカルテなどを電子化することで、処方履歴など患者の情報を一元管理することに成功しました。電子化する前は、医療従事者による手書きに労力が使われていたうえ、管理するのも大変だったといいます。

DX化はメリットの方がデメリットよりも多い

初期コストなど、DX化のデメリットが無いわけではありませんが、中長期的に考えた場合、DX化に投資することは非常に意義があると言えます。2025年からは人手不足が言い訳にならない時代が来ると予想されています。その時に、何の対策も出来ていないのと、しっかりと準備ができているのとでは、大きな違いが出てくるでしょう。

自分の企業が生き残るためにも、今のうちからDX化を少しずつ進めていくと良いでしょう。

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