クレドとは?基礎知識からメリット、共有方法まで幅広く解説

2022/07/05

最近では、世界的な大企業も導入している「クレド」が日本企業にも普及しつつあります。クレドは企業理念と混同されやすいものの、明確に異なる概念です。クレドを導入するメリットは大きく、企業を発展させるための有力な手段として注目されています。

しかし、クレドをまだまだ導入していない企業も多く、クレドがどのようなものか分からない方もいるでしょう。クレドを導入するためには、まず基本的なことから把握する必要があります。そこで本記事では、「クレドとは何か」という基礎知識からメリット、共有方法まで幅広く解説します。

企業の発展に欠かせないクレドについて知りたい方は、ぜひご覧ください。

クレドとは?

まずは、「クレドとは何か」という基礎知識について解説します。

クレドの意味

クレドはラテン語の「credo」に由来する言葉で、「信条」を意味します。つまりクレドとは、企業において全ての社員が心掛けるべき信条のことです。企業を成長させる有力な手段として重要性が認識されつつあり、業種を問わずクレドの導入が拡大しています。

クレドと企業理念の違い

クレドは企業にとってスローガンのような言葉であり、「企業理念」と混同されることが少なくありません。クレドと企業理念の違いについて、把握しておきましょう。

クレドと企業理念の大きな違いは、「具体性」と「不変性」の2つにあります。企業理念は、創業から変わらない企業全体の価値観を短い言葉で表したもので、往々にして抽象的に表現されます。一方でクレドは、企業理念をより具体的な形で表現し、社会の変化や企業の成長とともに変わることもあるのです。

クレドの導入事例

説明だけではイメージしづらいので、具体例を見てみましょう。クレド導入の成功例として有名な会社は、世界的なホテルブランドである「リッツカールトン」です。リッツカールトンは、「ゴールドスタンダード」を企業理念として掲げています。そして、リッツカールトンのクレドは下記の通りです。

リッツ・カールトンはお客様への心のこもったおもてなしと快適さを提供することをもっとも大切な使命とこころえています。 私たちは、お客様に心あたたまる、くつろいだ、そして洗練された雰囲気を常にお楽しみいただくために最高のパーソナル・サービスと施設を提供することをお約束します。 リッツ・カールトンでお客様が経験されるもの、それは感覚を満たすここちよさ、満ち足りた幸福感そしてお客様が言葉にされない願望やニーズをも先読みしておこたえするサービスの心です。

引用元:ゴールドスタンダード | ザ・リッツ・カールトン

企業理念と比べて、クレドはかなり具体的な内容となっていることが分かります。このクレドを従業員に周知したことが、リッツカールトンが成功した1つの要因といえるでしょう。

クレドを導入する3つのメリットとは?

クレドを導入するメリットは、主に3つです。1つずつ、順番に解説します。

メリット1:社員の主体性が高まる

クレドを全ての社員に共有することで、社員の主体性が高まります。

クレドは、社員がどのような基準で行動すべきかを明確にしてくれるものです。そのため、予測できない状況になった場合でも、クレドに沿って主体的に動けるようになるでしょう。社員の主体性が高まれば、モチベーション向上やスキルアップにもつながります。

メリット2:組織に一体感が生まれる

クレドを全社的に共有することで、組織に一体感が生まれます。

抽象度の高い企業理念では、社員によって解釈が変わってくることも少なくありません。その点、具体性のあるクレドなら解釈のぶれが発生しにくいと言えます。全ての社員が1つのクレドに沿って行動できるようになり、スムーズなコミュニケーションが可能となるでしょう。

メリット3:生産性の向上につながる

クレドを社内に浸透させれば、生産性の向上にもつながります。

社員が高いモチベーションで主体的に動けるようになり、業務の成果を上げやすくなります。またクレドによって、コミュニケーションのずれによるチーム作業の効率低下も防げるでしょう。社員個人としても、チームとしても生産性が高まることで、企業の業績アップも期待できます。

クレドの共有方法とは?

企業にとって、クレドを導入するメリットは大きいと言えます。しかし、作成したクレドは全社的に共有しなければ意味がありません。ここでは、クレドの主な共有方法を2つご紹介します。

共有方法1:クレドカードを社員に配る

クレドカードとは、その名の通り企業のクレドを記載したカードのことです。クレドカードを作成して社員に配ることで、日々の業務で各自がクレドを再確認できます。引き出しの奥に眠っていては意味がないので、クレドカードは常に携帯してもらいましょう。

クレドカードを作成する際には、程よいサイズにする必要があります。小さ過ぎると無くすリスクが高まりますし、大き過ぎると持ち運びに不便です。また、クレドカードを配っただけでクレドがすぐに浸透するわけではありません。経営陣からクレドカードの活用を積極的に呼びかけましょう。

共有方法2:ITツールを活用する

クレドカードの管理は社員個人に委ねられるため、紛失や破損のリスクも少なからずあります。また、社員が増えてクレドカードが足りなくなるたびに、業者へ作成を依頼するのも面倒でしょう。クレドカードのこうしたデメリットをカバーできる共有方法は、ITツールの活用です。

クラウド型のITツールを使えば、Webブラウザを通してクレドを共有できます。クレドカードを作成・配布するよりも手軽な上に、紛失や破損のリスクもありません。ITツールについて詳しく知りたい方は、次の記事をお読みください。

ITツールとは?社内導入の際のポイントなど、分かりやすく紹介

クレドの共有には「社内ポータル」がおすすめ

ITツールには多くの種類が存在し、クレドを共有するうえでITツール選びが重要となります。クレドの共有には、業務の入り口となる「社内ポータル」がおすすめです。

社内ポータルは、業務に関するさまざまな情報を1つの画面に集約できるITツールです。任意の業務アプリやWebページを追加でき、全ての社員において表示内容を統一することもできます。たとえば、自社サイトのクレドが記載されたWebページを表示させることで、業務開始時にクレドを全社員が確認可能です。

グループウェア「アイポ」の社内ポータルであれば、1ユーザーあたり月額たったの100円で利用できます。「ビジネスカレンダー」や「社内Wiki」といった便利な機能も数多くあり、幅広い業務効率化につながります。クレドを賢く導入したい方は、アイポの利用をぜひご検討ください。

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