ビジネスでも注目のマインドフルネスとは?やり方やメリットを解説

2022/01/25

「ビジネス」と「メンタル」の間には、切っても切れないほどの密接な関係があります。メンタルの不調は、ビジネスにおけるパフォーマンスを低下させるだけでなく、最悪の場合退職につながることも。実際のところ、厚生労働省の「令和2年 労働安全衛生調査」によると、約9.2%の企業が「過去1年間にメンタルヘルス不調により休職または退職した社員がいた」と回答しているのです。

特に最近では、コロナウイルスや働き方改革によってビジネスに大きな変化が生じ、ストレスを抱える社員も増えています。社員のメンタルケアは、全ての日本企業にとって重要課題といえます。そんな中で、注目度が高まっているのが「マインドフルネス」です。

マインドフルネスをビジネスで実践することで、様々なメリットが得られます。しかし、そもそもマインドフルネスについてご存じない方も多いでしょう。そこで本記事では、「マインドフルネスとは何か」という基礎知識からメリット、やり方まで幅広くお伝えします。

ビジネスでも注目のマインドフルネスとは?

マインドフルネスとは、簡単に言えば「今この瞬間だけに意識を集中させる心理的なプロセス」です。過去の出来事や未来への不安、他者からの評価などは一切排除して、今だけを感じます。「マインドフルネスをうまく実践できたかどうか」という判断さえも必要ありません。

マインドフルネスは、仏教の瞑想に由来する手法です。それを現代風にアレンジして世に広めたのは、マサチューセッツ大学のジョン・カバット・ジン教授。1979年に「マインドフルネスストレス低減法(MBSR)」を提唱したことをきっかけに、徐々にビジネスにも広まっていきました。

マインドフルネスをビジネスに取り入れる2つのメリット

次に、マインドフルネスをビジネスに取り入れる2つのメリットについて、順番に解説します。

メリット1:パフォーマンスの向上

人間の脳は、意識していなくても活性化していることが良くあります。とりわけビジネスでは、脳が多くの情報を処理しようと過剰に活動してしまいがちです。その結果、脳の処理能力を超えた情報を処理しきれず、かえって正常な判断ができなくなることもあります。

その点マインドフルネスを取り入れることで、こうした脳の過剰な活動を抑制できます。過去の失敗などの不要な情報を排除して、脳が余計な処理をしなくても良い状態を作り出すのです。結果として注意不足や判断ミスから生じる手戻りが減り、ビジネスのパフォーマンス向上につながるでしょう。実際のところ、マインドフルネスの導入によって注意力が向上する可能性を示す研究結果も発表されています。

メリット2:精神的・身体的な不調の抑制

ビジネスでは人間関係など、不安やストレスにつながる要素が多く存在します。不安やストレスを多く抱えていると、精神的な不調につながりやすいでしょう。それだけでなく、高血圧や過敏性腸症候群といった、身体的な不調の引き金にもなります。冒頭でも触れた通り、これらは休職や退職を引き起こし得る大きなリスクです。

その点マインドフルネスを取り入れることで、脳が余計な情報を処理せずに済み、不安やストレスを軽減することが可能です。結果として社員の精神的・身体的な不調の抑制につながり、離職率の低下やワークライフバランスの向上などが期待できます。

ビジネスにおけるマインドフルネスのやり方

マインドフルネスで得られるメリットは、企業にとって大きなものと言えます。ビジネスでマインドフルネスを実践する最も簡単な方法は、「瞑想」です。数分でできるので、昼休みや仕事が始まる前など、ちょっとした時間にでも行えます。継続的に実施することで、効果が高まっていくでしょう。

マインドフルネスを簡単に実践できる3ステップは、下記の通りです。それぞれ詳しく解説します。

  1. 座って姿勢を整える
  2. 呼吸を整える
  3. とにかく呼吸に意識を集中させる

ステップ1:座って姿勢を整える

マインドフルネスの実践では、姿勢を整えることが大切です。まずは足を組んで座り、背筋を伸ばしましょう。手は力を入れずに膝の上に置きます。床でも椅子でも行えますが、身体に負担がかかって余計な意識が生まれないように、座布団などを敷くのがおすすめです。

ステップ2:呼吸を整える

次に目を軽く閉じ、呼吸を整えましょう。ゆっくりと鼻から息を吸い込み、お腹に空気がたまっていくのを感じるのです。そして、吸い込むよりも時間をかけて、ゆっくり息を吐きましょう。息が整ったと感じるまで行います。

ステップ3:とにかく呼吸に意識を集中させる

呼吸が整ったら、あとはとにかく呼吸に意識を集中させます。とはいえ必要以上に深い呼吸ではなく、普段通りの呼吸で問題ありません。頭の中には様々な思考が浮かびますが、「考えてしまったな」程度にとどめて、すぐに呼吸への意識を再開しましょう。これを数分間、行います。

上記ステップが基本的なやり方となります。継続的に行っていくことで、徐々に余計な思考が生まれなくなり、まさに「マインドフルネス」な状態が作られるでしょう。

マインドフルネスを取り入れて、ビジネスをより快適に!

今回はビジネスにも効果的なマインドフルネスの基礎知識やメリット、やり方についてご紹介しました。マインドフルネスを取り入れることで注意力や集中力が高まり、パフォーマンスの向上につながります。また、不安やストレスが軽減されて社員の精神的・身体的な不調の改善も期待できます。

マインドフルネスはビジネスでも広く普及しており、「ヤフー株式会社」でも導入されているほどです。より快適なビジネスを実現したい方は、ぜひマインドフルネスを実践してみてはいかがでしょうか。

なおビジネスを快適にする方法は、マインドフルネスだけではありません。「グループウェア」を活用して、業務効率化することも効果的です。グループウェアとは、情報共有やコミュニケーションに役立つ機能を数多く持つITツールで、業務のミスや無駄をなくしてビジネスがより快適になります。

グループウェアについて詳しく知りたい方には、次の記事がおすすめです。

グループウェア「アイポ」なら、スケジュール管理を始めとした便利な機能を低コストな月額料金で利用できます。ビジネスを快適にしたい方は、ぜひアイポの導入をご検討ください。

グループウェアの働き方改革のことなら、私たちにご相談ください。

私たちは、チームの情報共有を素早くかんたんにするグループウェア「アイポ」を提供しています。豊富な知見を活かし、お客様のお仕事に合ったグループウェアのご利用方法をご提案します。チームの情報共有でお悩みの企業の方は、気軽にご相談ください。

最新記事

OJTで失敗しない方法をご紹介!よくある失敗ケース4つ
建設業界におけるQCDSEとは?基礎知識やおすすめITツールを紹介
Excelは時代遅れなのか?Excelでのスケジュール調整が難しい理由

1分で登録完了。無料お試し終了後、登録済みのデータを引継いでご契約いただけます。